市内見物2013/06/13

宮殿(お寺)
同室のドイツ人ウルフに見物の場所を相談すると、宮殿と国立博物館を推薦された。さっそく行ってみることにした。宮殿と称するものはお寺である。写真の建物の中に15メートルはありそうな巨大な大仏が鎮座でなく立っている。坊さんが数人お経をあげていた。
私も旅の無事を祈ってきた。

博物館は長い歴史を紹介するもので、特にジンギスカンの偉業についての紹介に力を入れていた。ジンギスカンはこの国にとって最大の偉人なのである。

しかし、その後は強国に蹂躙される歴史を経てきた。人口300万の国では強国の影響を受けざるをえない。文字も戦前はモンゴル文字が使用されていたが、現在はロシアと同じキリル文字である。

文字を失った国の悲劇が感じられた。

明日はロシアに戻る予定であるが、税関の開いている時間にたどり着けるかわからない。事故のないようのんびり行きたい。

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