ユダヤ自治州2013/06/03

ユダヤ共和国
 ハバロフスクを出てアムール川を渡る。60kmで走ると4分半で渡る。橋の手前には警察の検問所、橋の途中にも警官の姿が見える。

中国と川を境に国境を接しており、密輸の監視をやっているのだろう。
大きな川には監視所があるようだ。橋を渡る様子をビデオに撮ったが、検問に引っかかってはいけないと思い、撮影後すぐにビデオをバイクから取り外した。

道路番号はM58号である。Mはモスクワ路線を示している。この道路を走ればモスクワに行くということだろう。

橋を渡りきると、そこはユダヤ自治州である。昔ユダヤ嫌いのスターリンがソ連のユダヤ人を自冶州に送り込んで作らせた州である。

20数年前の改革以来ユダヤ人はイスラエルに移住、または都市部にでていったため、ユダヤ人の数は減少しているとのこと。

ビロビジャンは州の州都である。立ち寄りたかったが、幹線道路から未舗装道路で5km入りこまなくてはならずあきらめた。

写真はユダヤ自冶州を走るシベリア鉄道の写真である。15分に一本の割合で上下貨物列車がはしる。相当な貨物量である。列車の長さも日本JRの4倍くらいある。

今までは、道路の両側に原生林がある風景ばかりであったが、開けた土地に出たので、写真をとった。
両側は湿地帯である。釧路平原みたいな湿原があちこちに見受けられる。

道は大部分舗装されていたが、途中数か所未舗装があり、苦労した。
ハバロフスクから北西に500km来たが、途中宿が見つからず、長距離を走ってしまった。

次の目標チタまで1600km、4日の行程である。

道が舗装されていることを祈りたい。

N49-47-48.0 E129-54-31.9

コメント

トラックバック