回想(マルメ)2013/08/28

7月8日
スウェーデン南部の街マルメはバルト海と北海を結ぶ水上交通の要の街である。かっての栄華を誇るような建物が数多くある。夕方遅くホテルに到着した。ホテルのエレベータを見れば日本の戦前の建物で見たものと同じである。
エレベータ

まずドアーを開き中の格子を開いて乗り込む。逆の順序で閉じて行先ボタンを押す。降りるときも格子を開け、ドアーを開け降りる。そのあと格子、ドアーを閉めなくてはいけない。すべて手動の世界だ。

ホテルの近くに古い教会があった。
教会

反対から見ると
教会

街の景色も日本の大正時代みたいである。
街並み

人が少ない
街並み

中心部の広場に面した建物
街並み

街並み

銅像があった。知らない名前である。
銅像

マルメ駅。手前は運河である。
マルメ駅

回想(ストックホルムへ)2013/08/27

7月6日(続き)

船は狭い水路を航行する。
フィンランドの島々

フィンランドの島々

船にはスーパーマーケット方式の免税店や売店およびカジノなどがある。北欧は消費税が25パーセントと高いので船の免税店は人々で混雑している。

私は景色を見ながらビール数杯とつまみで夕食だ。
ビールとつまみ

ちょうど日が沈む時間だ。

夕日

島々は昔氷河(氷床)で削られたため高さが15メートル程度しかない。

船のダイヤ

24時間で1サイクルの運行である。途中Alandの港に短時間立ち寄ることで船が国際航海となり。免税店を開くことができるようだ。Alandでは行きと帰りに別の港に立ち寄るが人の乗り降りはしない。
競争会社の旅客船

7月7日

朝早く外を見ると競争会社の旅客船を追い越しているところだ。場所はストックホルムの北西の狭い水路である。相手船と200メートルもないところで追い越すのは危険ではないか?

ちょうど日の出の時間だ
日の出

ストックホルムに着くと船を降りる車に追い立てられるように高速道路に入ってしまった。そのままスウェーデンを南下する高速道路を走る。

途中に大きな湖があった。フィンランド、スウェーデンの高速道路は食事をするのには高速を一度降りなければならない。
湖の側の休憩所

スコープで写すと
湖の側の休憩所

夕方遅くスウェーデンの南の都市マルメに着いた。

国際航海2013/07/07

旅客船
昨日は、現地時間夜9時初の客船(フェリー)に乗った。5万6千トンの大型客船で、しかも新造船である。

チュルクとストックホルム間には数社が競争しながら運行している。
ひとつの船が24時間でひとサイクルになるように運行されている。

スケジュールで面白いのは途中の小さな島Alandに15分寄港することである。誰も乗船、下船するひとはいない。

この島はフィンランド、スウェーデンのいずれにも属していないそうである。この島に寄ることで、国際航海となり、船内にはカジノがあり、免税品を売っている。

酒類の一度に持ち込める量の規定はあるが、みなさん車で乗船しているので、ビールなど大量に買い込むひともいる。もちろん入港先での検査もない。

小さな島に寄らないと一方の国を出たら、もう一方の国の領海にすぐに入ることになり、船内で免税品を売ることができないのだ。

船は狭い水路を通るので、写真のような大きな船が、200mより近いところを航海する。ぶつからないか心配である。

ストックホルムい着いてさっそく南下を始めた。夕方遅くマルメに到着。
この町の印象は、今まで見た街で一番きれいである。

日本の大正時代の雰囲気がそのまま残っている。
ホテルのエレベータもドアーを手で開き、中の格子をさらに手で開く構造で、日本でも戦前の建物にあったものと同じだ。

明日はデンマークを通り、ドイツを目指す。

N55-36-27.2  E013-00-06.3

時間も一時間後らす。日本と7時間の差