回想(大陸上陸)2013/08/04

6月1日
フェリーは早朝ユーラシア大陸の入口であるワニノに接岸した。船会社の事務所に立ち寄り港域を出るための書類を受け取る。ロシア軍?が管理しており途中2か所で検問を受け港域を出る。これら手続きはホルムスクの船会社の事務所で知り合い船の寝室も一緒だったロシア人が親切に教えてくれた。

ワニノの港と我々を運んでくれたサハリン8号である。サハリン8号は砕氷船であった。
ワニノ港

サハリン8号

いよいよワニノの町を出てシホテアリニ山脈を目指す。景色は大陸らしく雄大だ。
大陸の道

高地に差し掛かると道のわきには雪が残っていた。気温は高く20度くらいか?
雪の残る道路

ワニノから約110kmは舗装道路であるが、途中約110kmは未舗装道路や工事中の道路であり、走行に苦労する。アムール川側の約80kmは舗装されていた。

写真はアムール川の近くのT字路。左に曲がるとハバロフスクへの道路である。
未舗装の小さな道路をまっすぐ進むとアムール川に行き着く。バイクを停めると猛烈な蚊の攻撃を受ける。
リドガのT字路

ハバロフスク方面に数十キロ進むと宿があった。宿ではウラジオストックから来たという船員の一団と一緒になり酒を飲む。休暇で田舎に帰る途中だそうだ。
ウラジオストックの船員たち