回想(チタへの道、その二)2013/08/09

6月5日
本日も、淡々と西に走る。シベリアの道は両側に防風林があり、途中開けているところは湿地帯が多い。
シベリアの道路

防風林の木の種類は二種類しかない。白樺と松である。
白樺と松

途中のカフェで昼食をとる。毎日同じメニューである。ボルシチ、コーヒー、パン(黒パンが多い。黒パンでも白に近い色から黒色までいろんな種類がある。)
今回はサラダを特注した。ボルシチには具がたくさん入っているので、夕方の食事時にはビールのつまみになる。)日本円で約400円程度。
昼食

州の境にはこのようなモニュメントが立っている。
モニュメント

夕方、ホテルが見つからなくてガソリンスタンドで相談したらシベリア鉄道の小さな駅前のホテルを教えてもらった。

宿の主人は友人を集めて昼間から飲んでいたのであろう。相当酔っぱらっている。私もウォッカの相手をさせられた。

5,6歳くらいのかわいい女の子が私の部屋をのぞきにきた。日本人を見るのは初めてなのであろう。
セルゲイ親父

部屋にベットが7個ある。一人で寝るのかと思ったら、夜遅く親子三人づれと相部屋となった。小さな駅の駅前にはこのような木賃宿が残っているのだろう。
彼らはウラジオストックから車でバイカル、イルクーツクの観光に行く途中だそうだ。

父と息子で運転して来たとのこと。朝早く食事をして出かけて行った。わたしにも朝食をごちそうしてくれた。親父さんは恥ずかしいので写真には入らないとのこと。
ウラジオの一家