回想(帰国)2013/08/31

7月11日
午前中にバイクを運送会社に搬入し日本への移送手続きを終了した。運送会社は日系の会社で日本への輸送に経験があり安心だ。

そういえば日本人に会ったのは日本を離れてから初めてで一月半ぶりである。
(追記、ウランバートルで日本人に会っていました。)

デュッセルドルフのホテルまで送ってもらった。

ホテルで休憩し、市内見物に出かける。デュッセルドルフの中心にはライン川が流れている。昔からライン川による物流で栄えた街である。川岸には13世紀に建造された教会があり、近くには航海博物館があった。

教会と航海博物館

ライン川には高さが低く細長い川船が航行している。

川船

川の流れは速い。2~3ノットはありそうだ。
観光船と川の流れ

ライン川を背景に記念撮影

ライン川

川岸には露天のレストランが並んでいる。
レストラン

このような店がたくさんある。

お店

さっそくニシンの塩漬け(酢づけ?)のサンドイッチみたいなものをつまみにビールで乾杯だ。
つまみ

駅前は結構にぎやかな商店街がある。
駅前

ヨーロッパは市内電車(トラム)が発達している。
トラム

7月12日から13日

デュッセルドルフからモスクワで乗り継ぎ日本に帰りました。

家族と近親者に旅行の状況を知らせる目的でブログを開きましたが、ブログを見ていただいた友人および町内会の方々から励ましのメールを沢山いただき、全行程を走り抜くことが出来ました。

この旅行では親切な方々に助けられました。ロシアやモンゴルおよびフィンランドの入管、税関の人たちも親切でした。不愉快な思いをしたことは一度もありませんでした。

私が日本人だというと”オー サムライ ハラショー”というロシア人もいました。
いい思い出ばかりです。

旅行中は通信事情が悪く大きな写真を掲載することが出来ませんでした。帰国して回想という形で写真を再掲しました。写真をクリックして拡大した写真を楽しいんでいただけたらと思います。

暇がありましたら動画を編集してみたいと思います。

ありがとうございました。


回想(ヒルデンへ)2013/08/30

7月9日
本日で長距離走行はお終いだ。キールを早めに出発する。途中ハンブルグでの複雑な高速道路を通過するのに緊張する。
特にハンブルグ港の下を通る長いトンネルを通過するときは緊張した。

ハンブルグを通過すればほぼ一直線の道路となる。ドイツの田園風景は単調だ。
田園風景


これも田園風景

田園風景


走ってる途中では風力発電の風車を数多く見かけた。風車の数が日本の10倍とか?
夕方デュッセルドルフ郊外の小さな街のヒルデンに到着した。GPSでホテルを検索し宿泊を申し込むが一軒目は満室で断られる。二件目に行くと玄関が閉まっている。

ホテルを出てきた人に尋ねるとホテルの管理人は別の棟に住んでいるとか。
呼び出してもらう。ここでは2泊の宿泊OKである。

7月10日

ホテルはヒルデン駅前にある。駅前のバス停に車両2台がつながったバスがやってきた。

2連バス


この街はトルコ人が多い。ピザ屋の従業員はトルコ人である。
駅前のピザ屋


街の中央には古い教会があった。
古い教会


教会前の広場には昼間はお茶を飲みながら、夜はビールを飲みながら談笑する人で一杯だ。
広場の屋外レストラン


バイクの引き渡しは11日であり。10日一日をのんびり過ごす。

回想(ドイツへ)2013/08/29

7月8日(続き)

早朝マルメを出発ドイツに向かう。マルメを出て高速道路を走ると間もなく料金所があった。スウェーデンととデンマークの国境に架かる橋だ。

ロシアに入ってから最初の料金所である。料金所の右端にバイク用料金所があり25ユーロを支払う。

おつりはスウェーデンクローネである。料金所を出るとすぐにエーレ海峡の大きな橋に差し掛かる。鉄道併用橋である。

海面からの高さ100メートルはあるのかな?風が強くバイクが流される。右側遠くにデンマークの首都コペンハーゲンが見える。

しばらく走るとストアー海峡の橋の料金所だ。ここでは20ユーロを支払う。

デンマークの高速に入るとサービスエリアがあり昼食を食べることが出来る。

ここではおつりはデンマーククローネだ。スウェーデンもデンマークもEUの一員であるが通貨は独立している。旅行者にとっては不便な制度である。

サービスエリアでスウェーデン人の夫婦に話しかけられた。二人はバイクでヨーロッパのキャンプ施設を利用して旅行しているそうである。
スウェーデンのバイク乗り

奥さんは隠れてしまった。

彼のバイク

途中からドイツのアウトバーンに入る。事故渋滞に巻き込まれる。大きなトレーラが横転事故を起こしていた。

途中大きな橋を渡る。下はキール運河である。大きな旅客船が通れるよう橋の高さも高い。

ドイツ北部の都市キールに宿泊することとした。キールは昔軍港であり。キール湾の入り口のリゾート地に旧ドイツ海軍のUボートが展示してある。残念ながら着いたのが夕方で内部の見学はできなかった。

Uボート

Uボートの前部は波を切りやすい船型になっている。水上航行をすることを考えて作ったのだろう。
船首

船尾も水上航行時に水の抵抗が少なくなるような船型である。
船尾

船橋には2連装20ミリ機銃が2基、もう1基は40ミリ機関砲?が装備されている。
船橋

詳細は
船橋

機銃の横に見えるのはレーダーのアンテナか?レーダーの手前は潜望鏡のようだ。
要目

リゾート地ではホテルが見つからず、キール市の中心部に戻りホテルを探す。